スイングとスキャルの融合EA ForexSolidの実績を検証

数日前に、実績と簡単な検証をこちらの記事で紹介しています。
それからさほど実績に変化は無いのですが、スキャルとスイングの
実績(結果)の違いを以前よりは詳しく紹介します。

まずはスキャルから見て行きます。
スキャルは、デフォルト設定通り、4つのポジションまで持てるように
してあります。
期間は、8月以降とします。
トレード回数:15(ロング:0、ショート:15)
勝率:80%
獲得pips:26.7
平均獲得pips:2.85
平均損失pips:2.50
平均ポジション保有時間:2時間47分

平均獲得pipsの方が、平均損失よりも1割程度上回っているので、
それと80%という勝率で収益を積み上げていることが
わかります。

最大ポジション数を4と設定しているわけですが、実際に保有する
ポジション数がどのように推移しているのかを把握したいところですが、
それは別の機会でトライすることとします。

次にスイングについて見て行きます。
デフォルト設定通り、2つのポジションまで持てるように
してあります。
トレード回数:18(ロング:12 、ショート:6 )
勝率: ロング:75%、ショート:100%
獲得pips: 230.7
平均獲得pips:27.41
平均損失pips:60.13
平均ポジション保有時間:1日(ザックリとした表示しか出ないです・・・)

アレ??と思うほど平均獲得pipsが小さいですが、
ベストトレード:104.6、ワーストトレード:-60.4
ということで利を伸ばすべき状況では伸ばしているが、それができないなら
利小でも決済しているということでしょうか。
このへん、もう少し詳しく見てみたいところです。
別の機会というか、そう少し自分の口座での実績を積み上げてから
にしたいと考えています。

ForexSolidでは、スキャルとスイングのLOT数をそれぞれ設定する
ことが可能です。
で、どのような設定にするかが、検討対象となり、面白いところです。
とにかく各トレードにおける損失の可能性を低く、負けトレード時の
損失額を小さくしたいというなら、スキャル重視でしょうし、
ドローダウンを許容できる範囲が小さくは無いのであれば、許容
ドローダウンを考慮しつつスイング重視ということになると思います。
このへんは、バックテストをしながら検討することになると思います。

皆さんはどのように決定しているのでしょうか?
ちょっと気になります。
より良い決定方法があれば、取り入れたいですし。

まだ思い付きレベルですが・・・。
ざっくりスイングのポジション取りを見ていたら、あまり方向の判断が良くない
印象があります。
(上記の結果にて、スキャルが全てショートであるのに対し、スイングは
ロングの方がポジション数が多い:不思議)
ということで、裁量でトレンド方向をしっかりと判断できる実績があり
その結果を逐一EA設定に反映するということが確実に継続的に実行できる
のであれば、スキャルだけで稼働するように設定したものと、
スイングだけで稼働するようにしたものとで
2つのチャートにて稼働することとし、スイングは、
状況に応じてLongOnlyやShortOnlyにするというのも良い、と考えた
(思いついた)のですが、如何でしょうか?

***追記***
上記のようなややこしい対応ではなく、ズバリ単純に
Shirt Only
にしました。
そう、単にそれだけ、です。
(スキャルもスイングもショートのみのエントリーです)
ま、EURUSDの下落基調がドコまで続くのかを見極めるのは
難しですが、仮に機会損失となっても、まずは損失となる
可能性の高いトレードを抑える方が結果的に利益となる
という判断です。