不安定な相場状況で負けないか検証|長期安定EA EUR/USD PF1.26

不安定な相場状況が続いていますね。
そして、長期的に利益を積み上げてきていた
いくつかのEAが、この数ヶ月、あまり
調子良くありません。



ま、相場はいつも「分からない」ものというのが前提で、
こうなるであろうというシナリオをいくつか用意して裁量トレードを
しています。

EAにおいては、
・長期間の相場で安定して利益を積み上げる
・比較的短期間の相場に合わせこんでいる
というようなタイプに分類することもできそうです。

長期間に対応するEAにおいても、あまり相性が良くない相場というのは
存在します。
または、フィルターにより、エントリーしない、とか。

一方、短期間に合わせたというか、こういう相場に強いというキャラクターを
強く押し出しているEAの場合、相場と相性が良く無い場合には、稼動を一時中止
しないと損失が膨らむ恐れがありますね。
そして、相性が良い相場ツキになったら、キッチリ稼動させておくことが重要
です。

個人的には、長期を見据えつつ、こういう相場にはコレ!!というのを賢く
使いこなせる状態を目指しています。
それには、いくつもの長期的に安定して稼げるEAというのが必要です。

なぜなら、安定して稼ぐと言っても、やはり波はあるわけですし、
「チーム」で稼ぐ方が堅牢性がある状態と言える、という判断です。
ま、あまり数が多すぎても、目が行き届かなくなるので、バランスですが。

そんなわけで、今回は、
長期的に安定して利益を積み上げてくれる
ということを期待できるEAについての記事です。

その名も
長期安定EA EUR/USD PF1.26
と言います。
exファイルでは、
EUR_USD PF1.26
となっています。

確かに、公式バックテストの結果を見ると、PFが1.26になっています。
この値に、何か強い意識があるのでしょうかね?
ちなみにこのバックテスト結果、2002.01.01 – 2015.04.14という
13年以上にも渡る長期の結果が掲載されています。

このバックテスト結果は、0.1LOT固定、スプレッド:10ですので、参考に
しやすい結果だと思います。
複利になっていたり、スプレッドがあまりに狭かったりすると、
ややこしいですから。
そして、収益曲線が実に良いカンジです。

でも、期間が長いから、収益曲線の数ヶ月程度の期間でどんなカンジ
なのかはわかりにくいです。
そう、フラットになる期間とかあるだろうし・・・。

と思っていると、「EAについて」に年ごとのバックテスト結果が数字で
掲載されています。
いやぁ、至れり尽くせりですね。
ありがたい!!

その一部を抜粋して転載します。
(勝率等は、あまり関係無いかと思いまして・・・)
2002年 1348pip 取引数690 PF1.24 DD612pip(5.72%)
2003年 990pip 取引数748 PF1.15 DD587pip(5.29%)
2004年 2422pip 取引数802 PF1.41 DD452pip(2.60%)
2005年 2188pip 取引数760 PF1.38 DD384pip(3.34%)
2006年 1787pip 取引数735 PF1.30 DD735pip(3.63%)
2007年 2186pip 取引数730 PF1.41 DD443pip(3.58%)
2008年 1334pip 取引数1080 PF1.12 DD832pip(6.84%)
2009年 1674pip 取引数852 PF1.21 DD481pip(4.15%)
2010年 1554pip 取引数809 PF1.20 DD679pip(5.64%)
2011年 2759pip 取引数812 PF1.40 DD590pip(5.26%)
2012年 -182pip 取引数752 PF0.98 DD1109pip(10.22% )
2013年 2005pip取引数704 PF1.34 DD517pip(4.59%)
2014年 2165pip取引数662 PF1.43 DD581pip(4.74%)
2015年~4/14日 1316pip 取引数 217 DD257(2.28%)

こうして見ると、
・最大ドローダウンの1109pipsは年間で見ると2012年の一度だけで、
 概ね600-800pips程度で推移している
・年間で2000pips以上の収益があった年が5回ある
ということで、
かなり期待が持てる
結果と言えそうですね。

公式ページでバックテスト結果を確認することができますが、
一部を転載します。
長期安定EA_EURUSD_PF126_BT

今後の運用

上に書いたように、バックテスト結果では、
・最大ドローダウンの1109pipsは年間で見ると2012年の一度だけ。
 概ね600-800pips程度で推移
・年間で2000pips以上の収益があった年が5回ある
という結果をうけ、リアル口座での稼働を開始する予定です。

やはり、年間できちんと利益をあげている年がほとんどという
バックテスト結果は魅力的です。
というわけで、公開しているデモ口座で稼働させて、リアル口座での
稼働準備中です。
※複数のEAを同一口座で稼働させています

本EAは「tyoukiantei_EURUSD_PF126」という名称で設定しています。

ここで特におおきな問題が無ければリアル稼働へ移行する予定です。

口座は国内口座で、
・OANDA
・外為ファイネスト
のどちらかにする予定です。

国内口座にしたのは、想定獲得pipsが大きいので、ロットを大きくしなくても
収益額として小さくないものを見込めるからです。

デモ口座での稼働期間中に、2012年のバックテスト結果を解析し、
今後似たような状況になった時にロットを小さくするなり一時稼働停止
するなりという対応が取れるように準備を進めます。
今年は好調のようですが、いつか必要になるかもしれませんので。

文字通り、「長期安定EA」だったと数年後に確認できていることを
期待しています。
長期的に負けにくいEA
長期安定EA EUR/USD PF1.26
長期安定EA EUR/USD PF1.26 | fx-on.com

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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