先日、サラダさんの6つのEA
について、簡単な紹介をしました。
今回は、一つのEAに絞って
詳しく見ていきたいと考えています。
既に、68名の利用者数がおられるようですが、
今後はもっと大きく伸びるのでは?と
個人的には想定しています。
今回は、
e@tb_EURUSD
の紹介です。
どのEAもそうですが、ネーミングの由来が
気になります、個人的に。
大して意味は無い、というものから、ロジックに
由来するので秘匿というものまで色々ですけど・・・。
開発者さんの「想い」を知るキッカケでもあるので、
そういう紹介があるとウレシイですよねぇ。
e@tb_EURUSDの概要
e@tb_EURUSDの概要を見てみましょう。
【 対象通貨ペア】
EURUSD
【 取引スタイル】
デイトレード
スキャルピング
スイングトレード
【 最大ポジション数】
5
(5つの独立したロジックによる)
【 使用時間足】
M5(5分足)
【 最大ストップロス】
100
【 テイクプロフィット】
500
【 両建て】
あり
【バックテスト】
公式バックテスト
・2005年1月3日~2016年12月30日 12年間
・LOT:1.0
・利益:335,227米ドル
110円換算で年平均3,072,914円
・最大DD(ドローダウン):15,138米ドル
110円換算の場合1,665,180円
LOT:1.0というのは、最大DDから考えると、かなり強気なんじゃないかな、
というのがあるので、LOT:0.1で換算してみたものを示します。
・LOT:0.1に換算(単純に1/10)
・利益:33,523米ドル
110円換算で年平均307,291円
・最大DD(ドローダウン):1,514米ドル
110円換算の場合166,518円
【フォワード】
fx-onに掲載されているフォワード結果を見てみましょう。
2017年2月20日からの結果なので、約2ヶ月間の結果という
ことになります。
各数値は確認していただくとして、最大保有ポジションが4と
なっているので、一つのロジックは未だエントリーが無い
ということになりますね。
未だ2ヶ月間、トレード回数:32回ということなので、
これからに注目と言ったところです。
【特徴】
『五つ独立なロジックで、500pipsの値動きを狙い撃ちするEAです。』
とありますが、一つのポジションで100pips、5ポジション(ロジック)
取ることがあるので、500pipsと言われているのだと考えます。
「独自なトレイリングストップ」というのが興味をそそられます。
バックテストして、チャート上でも見てみたいですね。
「損傷利大の順張りトレード」ということですが、
含み益をなることが多ければ相場との相性が良い時期、
含み損となることが多ければ相場との相性が良くない時期、
と言えるのかもしれません。
(あくまでも文言の話ですが)
ま、いずれにせよ、3月下旬以降は含み損が続くようですし、
収益曲線的にも停滞しているので、相場との相性は良くないようです。
もっとも、含み損は長くポジションを持つロジックに影響される
ことになるので、あまり重要度の高い参考材料にはならない
とも考えます。
で、考えたのが、ロジック毎にLOTサイズを変更できたら、
もしかしたら運用の幅が広がることで収益拡大かつ
最大ドローダウン低減という可能性があるのでは??
ということです。
EAの「設定パラメーター」として紹介されているのは、
以下のものなので、ロジック毎のLOTサイズ設定というのは
無いようですが。
【マジックナンバー】
【ロット数】
【ストップ】
【リミット】
【ブローカーGMT(冬時間)】
もっとも、そういう対応はあまり運用上有益では無い、
ということにつながることが多いかもしれません。
でも、検討してみたいというのが個人的な考え方です。
ロジックに応じたSLなりTPの設定というのも検討する価値が
あるかもしれませんし。
(TPはトレイリングストップの方が影響しているかもしれませんが、
SLはもしかしたら有効かもしれませんね)
と言いつつ、ロジック内で既に実装されているかもしれませんが。
また、ポジションを持つ場合に5分刻みのタイミングも多いのですが、
そうで無い場合もあるので、どんなポジションの取り方をしている
のかも注目しています。
(始値なり終値での成行、指値なり逆指値設置、ブレイクアウトなど)
五つ独立なロジックで、資金34倍に、年間平均+2,790Pips
今後のフォワードを楽しみに観察していきたいと考えています。
また、e@シリーズの他のEAにも注目ですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問を心よりお待ちしております。