VPS使用状況

MT4のEAで自動売買するとなると、必須と言ってもいいくらいの
存在である「VPS」。
多くの方が使っていると思います。
自分も、自動売買を始めたころは自宅のPCを24時間稼働させていました。
まだ現在のように色々な企業がVPSのサービスを提供しているわけでも無く、
実際のところそういうものがあるということさえ認識していなかったと思います。

が、やはり多数のEAを稼働させるようになると、さすがに自宅PCでは色々と
問題だったり心配があったりします。

相場が開いている平日の5日間、連続で不具合なく
・PCが連続稼働している
・通信が途切れない
という状態を維持しなくてはいけません。

そのためのPCは専有する必要があります(絶対ではありません)し、
電気代もかかります。
通信環境は、例えば「光」を契約しているのであれば、それを使えばいいですが、
ADSLとかモバイル用を使用しているとなると、少々心配ですね、通信の途絶が。

よく言われているのが、PCを連続稼働させておくのにかかる電気代と、
VPSの使用料はあまり差が無く、トレード用のPC本体にかかるコストを考えると、
VPS使用料の方がリーズナブルということです。
最近は、PVS使用料の価格が下がってきたこともあって、VPS使用するか
しないかを考えるのでは無く、どこのVPSを使用するか、ということを検討する
方が多いと思います。
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自分自身、2014年12月現在、3つのVPSサービスを利用しています。
以前の記事で紹介していたBEEKSというVPS業者は、解約しました。
FX業者であるXMで設定されている条件を満たすことで無料にて使用できる
のですが、VPSのパフォーマンスが低いプランということで、使用を停止
しました。
約1年使用しました。

さて、では2014年12月現在、使用しているVPSの紹介です。

ABLENET

コストパフォーマンスに優れたVPSを探して、辿り着いたのがこのABLENETです。
「コスパ」が良いのも嬉しいですが、VPSのプランを自分のニーズに合わせやすく
してくれているのも他社にはあまり無い特徴だと思います。
(メモリ、仮想コア、HDD容量をオプションで追加可能)

契約しているのは、
仮想デスクトッププランの「Win2」です。
(最初に契約した時はWin1でしたが、きちんと使えると判断し、
数日後Win2へ変更)
仮想CPU:3コア
メモリ:2GB
HDD:100GB
費用:月額2,077円(税抜き、年払い時)

どのプランも、OSは以下のものから選択できます
OS:WindowsServer2012R2/ 2012/ 2008R2

ちなみに、Win2プランで以下のようなカンジで使っています。
・MT4:6つ
・計27チャート

お名前.com

VPSと言うと、必ず話題にあがるお名前.com。
自身、通常のプランも使い、FX業者が提供する無料お試しプランも試しました。
現在は、FOREX.comで一定条件を満たすと無料で使用できるというものを
活用させてもらっています。
その条件とは、月50万通貨のトレードです。
これ、往復では無く、片道なので、EAを稼働させていれば、そんなに高い敷居では
無いと思います。
もちろん、稼働させるEAの特性はLOTサイズによりますが。
(FOREX.comの口座を開設していない方は、キャンペーンを活用して
BandCross3をもらい、VPSを無料で使わせてもらえれば、最高ですねぇ)

FOREX.comで提供されるものなので、プランの選択肢はありません。
メモリー:1GB
HDD:50GB
OS:Windows Server2008 R2
(通常のお名前.comのプランでは、選択肢がきちんと用意されています)

使用できるのは、FOREX.comのMT4のみになります。
自分は、以下のように使用しています。
・MT4:3つ
・計20チャート

処理能力がどれくらいなのかはわからないですが、結構粘ってくれます(笑)
CPU使用率的にも、使用感でもまだ行けてしまうカンジです。
お名前comは、費用が安いわけではありませんが、それだけのことはある、
という気もしますね。

お名前.comをしばらく使うと決めたら、2年契約にすると、ABLENETにかなり近い
価格となります。
2年は長いですが、お名前.comを高く評価するのであれば、検討に値するのでは
ないでしょうか。



SWVPS

ABLENETよりも更にコスパを求めた結果たどり着きました。
聞いてビックリ月7ドル!!
価格破壊という言葉をよく聞きましたが、正に破壊です。
コスパに優れるABLENETの半額くらいですからねぇ、ビックリ。

で、仕様はと言えばこんなカンジです。
CPU:1コア
メモリ:1GB
HDD:50GB

もちろん、他にもCPUやメモリが大きなプランもあります。
自分は、先ずはということで、上記プランで契約しました。
・MT4:4つ
・計18チャート

また、FX業者のサーバーとの距離が近いということもあって、低レイテンシ-
となるというメリットもありますね。
スキャル系のEAを稼働させているのであれば、メリットとなる可能性があります。




この先しばらくは、上記3つを並行稼働していきます。
ただ、そろそろもう一つ契約しないといけない状態なので、上記業者から選ぶか、
それ以外で新たに使ってみるか検討しようと考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問を心よりお待ちしております。

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