EasyPortfolio Type01を検証していきます

EasyPortfolio Type01という一つのEAながら、
「中長期に渡り安定して利益を獲得してきたものを
ポートフォリオ化」
したと謳われているEAが
販売されています。

開発者のmasanobuさんは、Easuシリーズの作者さんとして知られる存在です。
本EAについては、開発者御自身がリアルトレード結果をmyfxbookで公開
しています。

ポートフォリオ化したということだけあり、なんと11個ものロジック
実装されています。
本EAをきっちりと使い倒す!!というスタンスで臨むと、残念ながら
提供されている情報が決して充分では無いというのが現状です。
(今後、開発者さんにより追加提供されるのかもしれませんが、わかりません)

なので、現時点でできることは、
・本EAがきちんと稼動できる環境を整える
・11個のうちの10個のロジックを均一のロットサイズで稼動
ということになります。

さらに突っ込んで、ロジック毎にバックテストを実施し、その特徴を掴み、
ロット配分やロジック個別に稼動/停止をするというようなことができると
考えます。

自分としては、そこまでガッチリやりたいところですが、
自分の時間配分都合により均一ロットでの稼動とします。
現在、デモ口座にて自分の環境で正常稼動できることを確認中です。
一つのEAで複数の通貨ペアをトレード対象とするというのは初めてですので、
そこに問題が出ないかをを確認しています。

販売ページに掲載されているバックテストは、時系列でもロジック間でも
一定のロットサイズなので、参考になるものと思います。
(スプレッドやモデル品質はわかりません・・・)

ちなみに、各通貨ペア毎のロジック数は以下の通りです。
AUDUSD:1個
EURUSD:1個
EURJPY:3個
GBPUSD:5個
USDJPY:1個

運用上の注意点

 通貨ペア名称
購入後、設定する時にすぐ気づくと思いますが、EA設定として通貨ペア名が
設定できるようになっています。

・・・

・・

ということで、例えばForex.comのように、USDJPYproというように
通貨ペア名称の後にブローカー独自の添字が付いているものは、それに合わせて
設定する必要があります。

 チャートと気配値
販売ページの下の方に、
「念の為、気配値表示には使用する上記の通貨ぺをすべて表示して
おいてください」

という記述があります。
というわけで、対象となる通貨ペアが気配値に表示されていることを確認しておく
必要があります。

EA設定項目に「Period_***」というのがいくつかありますが、最低でも
その本数分のローソク足データが必要となります。
他のEAよりも少ないと個人的には認識していますが、ロジックが参照できるように
なっていることを確認すべきですね。
自分としては、念の為に対象通貨ペアのチャートを表示させておくように
しています。
(実際にロジックが参照している時間足でないと意味ないのかも
 しれませんが・・・。
 また、そもそもそんな対応は必要ないのかもしれません)

と書いていると、ロジック側でチャートデータに問題無いかを判定し、
それをチャート上に表示してくれると嬉しいですね。
BandCross3では、そのような確認をチャート上できますし。

場合によっては、通貨ペア毎にチャートを用意して、それぞれの通貨ペアのみを
稼動させる設定で運用する方がチャート上でトレード内容をすぐに見て確認する上
では良いかもしれませんね。

Easyシリーズの優良EAを終結したポートフォリオEA
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