決済サポートくんPROでカコテン iIchimoku AUDJPYをミライテンへ

カコテンシリーズは、
過去10年のバックテスト
標榜しているだけあり、
その実力が把握しやすい点
ウレシイです。

また、リアル稼働に対しても、配慮されているのが、
これまたウレシイ点です。

・始値でシグナル判定
 確定したデータのみを判定に使用することで
 バックテストと リアル稼働との乖離を生じる要因を
 一つ排除


・30分足で設計

 ブローカーの時差やサマータイムの影響を受けない。
 これにより、バックテストとリアル稼働の乖離要因
 となり得る要因であるサマータイムの問題を
 排除できます。

・強力な エラーリトライ機能を搭載
 エラーの多いブローカーで複数のEAを同時に
 動かしても安定稼働を狙っている。
 ここは、具体的なことがわかりませんが、例えば
 注文が通らなかった場合のリトライなどが
 実装されているのだと推定しています。

ということで、過去10年についてバックテストしていたり、
様々な配慮がされているのは非常にウレシイのですが、
だからと言って必ずしも一定期間における収益が
プラスになるとは限りません。

だからこそ、EA設定でなるべく高収益を得られる
可能性があるものを設定
したり、ドローダウンを
抑えるように設定
したりすることを検討します。
基本はデフォルトが良いのでしょうが、味付け
として考えています。
そう、「素材の味を活かしつつ」を心がけています。

カコテン iIchimoku AUDJPYですが、2015年7月に
最初の記事を作成した時点では、相場との
相性が良くなったらリアル稼働をすべく
デモ口座座で様子を見ることにしていました。

途転というのが個人的には好みでは無いということ
もあり、「裁量決済サポートくんPRO」
(現在の決済サポートくんPRO)で収益改善の
可能性を探ったこともありました。
が、バックテストができないので、
リアル稼働には踏み切れずにいました。

そうこうしているうちに、2016年年明け以降の
ドローダウン、そして正しくV字回復というアップダウン
の激しい収益曲線を公式フォワードで残しています。

このドローダウンは、バックテストからすれば想定内
なのでしょうが、年明けからリアル稼働を開始していた
という場合には、シンドイ状況だったと思います。

もっとも、そのまま稼働していれば、しっかりと
V字回復しているので、ドローダウンが続くというような事は
無かったということになります。

と言いながらも、

「大きな往復ビンタを何度も食らうのはカンベンして欲しいぃ」

ですよね?

この、ポジション両方向で損失となるのは、
厳しいです。
それを何度も往復で貰うのは、本当にカンベンです。

で、それを回避しつつ収益を改善する方法の
一つとしては、ポジション方向をどちらかに制約して
しまうというのがあります。

裁量での読みが当たれば、収益改善の見込みがあります。

が、
「裁量でポジション方向を判断するという自信が無い」
という場合や、そもそも
「ポジション方向を制限したくない」
という場合には、別の方法を検討する必要があります。

その場合の有効な選択肢となりそうなのが、
決済サポートくんPRO
による値動きを根拠とする決済方法の追加です。

決済サポートくんPROを導入した場合も、EA自体の決済は
可能なので、どちらかが決済を判断した時点で当該ポジションが
決済されます。

注意点としては、EA自体がトレール機能を持っていたり、
建値決済をするようなものの場合、思わぬ動作をする
可能性があるので、注意が必要です。

というのを踏まえつつ、
カコテン iIchimoku AUDJPY
に対して
決済サポートくんPRO
導入したら、収益向上が見込めるのか
検証しています。

印象として、途転を繰り返すEAなので、
収益改善余地は十分にあると見ています。

で、改善余地がどの程度のものなのかを知るため、
バックテストをしています。

そのバックテストをするためには、
カコテン iIchimoku AUDJPYのバックテスト結果を
CSVファイルにする必要があります。

具体的に、例として以下に示します。
自分が戸惑った部分もあるので、参考になる
方が一人でもおられるなら、と。

まず、CSVファイルとするのは、MT4が出力した
レポートの以下の部分です。

ここは、通常の方法で選択状態にして、コピー
します。
バックテストデータ部選択

そして、テキストエディタへ貼り付けます。
テキストエディタへ貼り付け

ちなみに、自分はTeraPadというフリーのテキストエディタ
を使用しています。
「置換」ができるものであれば、どんなエディタでも
きっと問題無いと思います。

「置換」メニューを選択します。
置換メニュー

そして、「タブ」を「,」に置換したいので、
TeraPadの場合であれば、以下のように
設定します。
置換

このタブというのを設定するのが自分には
わかりませんでした。
そして、もしかして・・・とやってみたら「ビンゴぉ!!」(笑)

置換されたら、以下の例では項目列を削除します。
ま、コピーする時点で選択しなければ良い話です。
置換後

今回は、
決済サポートくんPROでバックテストをするための準備
についてのお話なので、このへんで。

◆カコテン iIchimoku AUDJPY
 まずは購入云々は横においておいて、EA概要とバックテスト結果や
 フォワードをご覧下さい。
カコテン iIchimoku AUDJPY
カコテン iIchimoku AUDJPY | fx-on.com


◆「決裁サポートくん PRO」で裁量でもEAでも多彩な決裁を
名称から「裁量」というのが無くなっているので、裁量ダケではなく、
EAについてもしっかり対応するというのを打ち出しているようですね。
シストレ、裁量の決済サポート(複数ポジション対応)。5種類の決済モード。他EAとの連携テスト機能。
決済サポートくん PRO | fx-on.com


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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