スキャルEAと言うと、5分足が
多数を占める印象があります。
もちろん、1分足や15分足も
あったりしますが。
fx-on人気ランキングで上位につけている
YellowBicycleScalper for USD/JPY v1
は1分足のスキャルEAです。
ダイブ前に、紹介記事を書いてデモ口座で稼働させていた・・・
というつもりでしたが、記事をアップしていなかったようなので、
改めての紹介です。
2016年8月12日時点で利用者数:85名ということで、売れている
EAになりつつある、と言ったところでしょうか。
販売価格が9,800円(税込)と相対的にお手頃価格なのが
ウレシイところですね。
最近、1万円くらいの価格帯に設定するEAが増えてきていますね。
YellowBicycleScalper for USD/JPY v1の特徴
YellowBicycleScalper for USD/JPY v1の特徴を挙げてみましょう。
・通過ペア違いのシリーズあり
YellowBicycleScalper for EUR/USD v1というEURUSD対応のEAがあります。
販売開始は、EURUSD版の方が後ということになります。
バックテストをざっくり見る範囲では、USDJPY版よりも
最大ドローダウンが大きいものの、収益も大きくなっています。
人気や利用者数で大きな差があるほどは、EA運用結果に差が無いような
印象を持ちます。
(LOTを最大ドローダウンに合わせて両者を運用すれば、大きな収益差
とはならないような印象をもつ、ということです)
・1分足スキャル
やはり、1分足のスキャルというのが特徴に挙げられますね。
1分足確定時にエントリーやイグジットするとのことです。
(SLによる決済は、通常通りロジックとは関係なく値位置で執行)
商品説明にもありますが、FX業者のスプレッドや約定力に大きく
依存することになります。
開発者さんは、OANDA JAPANを推奨しておられるようですが、
FXTFでも良いのではないか、と個人的には考えています。
もちろん、試してみないとわかりません。
スキャルということで、スプレッドが収益に大きく影響する、
というのがあります。
fx-onの販売ページにも、スプレッド違いのバックテスト結果を
掲載してくれています。
それによれば、トレード回数にも大きく影響しているようです。
バックテストでのスプレッド違いなので、スプレッド一定の状態で
トレード回数にここまで差が生じるというのは、1ポジ目のエントリー
が違うのか追加ポジなのか、と言う点が気になりました。
そういったことに関係なく、単純にポジションを建てる時全般に
影響するのかもしれませんが。
・比較的廉価な販売価格
EAは、稼いでくれれば初期費用をあまり気にならないのですが、
実際に使ってみないと分からない部分がありますし、最悪でも
EA購入費用は回収したいところです、一つの区切りとして。
そういう面では、比較的「敷居が低い」と言えます。
YellowBicycleScalper for USD/JPY v1の概要
YellowBicycleScalper for USD/JPY v1の概要について見て行きましょう。
【通貨ペア】
USDJPY
(別EAとして、EURUSD版もある)
【トレードスタイル】
スキャルピング
【使用時間足】
M1
【最大ポジション数】
5
任意設定可能(開発者さんの推奨:3-5)
【ストップロス】
50 設定変更可能
【テイクプロフィット】
ロジックによる
【ロジック概要】
使用テクニカル:ボリンジャーバンド
逆張り
・エントリー
ボリンジャーバンドの2σラインをロウソク足が超えたタイミングで判定
以下が一定の条件を満たすとエントリーする。
ローソク足の形状
バンド幅
トレンド
条件を満たす時に、最大でMaxPositionsで設定された数までポジションを持つ
・イグジット
ロウソク足の終値がセンターライン付近の一定レベルを通過した場合にイグジット
【総評】
他にもスキャル系のEAで運用している場合に、ポートフォリオの一つとして
運用を検討するには良いと思います。
ただし、運用する場合には、他のスキャル系EAと同様にスプレッドが狭く、
キッチリ約定してくれるFX業者を選定しておく必要があります。
スキャルEAと言う事で、収益額を大きくしようとLOTを大きくすることを
考えると、レバレッジの面で海外口座が主な選択肢となる場合が
多いかと思います。
くれぐれも、きちんと後悔しないで済むであろうFX業者を選択していただきたいです。
また、fx-on販売ページにある「コミュニティ」内での開発者さんの回答に
「本EAはv1.10よりトレーリングストップ機能を採用しており、
ある一定の条件を満たすとストップの位置を変動させるのですが、
その値が業者のストップレベルにかかってしまうと注文が通らず、
エントリー時の逆指値まで決済が行えないようです。
そのためストップレベル0でない業者で運用される際には
TS機能をfalseとして運用いただきますようよろしくお願いいたします。」
というのがあります。
これは、現在の値位置から一定以上pips離れていないとSLを設定できない、
ということを指しているです。
開発者さん情報として、
OANDA JAPANベーシック| 0point(0pips)
FXCM| 0point(0pips)
FXTF | 50point(5pips)
※(業者名| ストップレベル)
という情報が提示された上でOANDAのベーシック口座をオススメとされています。
こういった情報/状況踏まえて運用口座を選定する必要があります。
いずれにせよ、最初は最小ロット(多くは千通貨)で運用して取引履歴を
キッチリと確認する必要がありますね。
今後の運用
デモ口座での運用は、基本的に公開できるようにしたいのですが、VPSの都合など
もろもろあり、上手く進んでいません。
別に作成したサイトでは、口座開設キャンペーンEAのデモ口座を
myfxbookで公開しています。
同様のことを継続的にしたいと考えています。
(一時期実行していたのですが、尻すぼみになってしまったので)
で、直ぐに稼働できるForex.comのデモ口座で稼働させているのですが、
スプレッドが狭くないせいか、トレード回数が少ないです・・・。
そして、ポジションを持ったまま放置されていた(手動決済)ということもあり
爆益を計上しました。
これだと、逆に混乱するだけだというのがあり、公開は控えます。
ということで、基本的に国内口座で長期的にデモ口座を使えるFX業者を
探しているのですが、限定されてしまいます。
Forex.comは、リアルでも運用していますし、デモ口座を長期で使えるので
ありがたいのですが、スキャルEAを稼働させるにはスプレッドの面で
適さないですし、他のFX業者は数か月限定となりますし・・・。
で、次善の策で(再び)海外口座にしようかと検討中です。
海外口座は、EA稼働用に使用していますし、以前はデモ口座を公開していたので
避けているわけでは無いのですが、やはり国内をまずは検討しています。
EAの選択も慎重に、そしてEAを稼働させる環境(FX業者)の選択も
慎重に、というところですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問を心よりお待ちしております。