VPSを使ってMT4を運用していれば、
「MT4を連続稼動させる」という点
についてはかなりの安心感を持てます。
もちろん、絶対ではありませんが・・・。
週末毎に再起動したり、EAの設定ファイルを更新したらそのバックアップを
取っておいたりということも必要ですね。
少し前に新規契約したWinServerは、RAID1によって保守されているとは言え、
復旧作業という事も考えてバックアップは自分でもしようと思います。
(実際にトラブルがあった時の反省を踏まえ、きちんとした手順を
自分で構築中です)
トラブル発生後、迅速にMT4稼動環境を整えるための準備ですね。
MT4での自動売買において、重要な事の一つに重要指標やイベントへの対応が
あります。
それらを一切無視してEAを稼動させるというのも一つの方法ですが、
自分の今の運用方法としては、米雇用統計やFOMC、ECBなどでは
停止することとしています。
今後、もっと事細かな方法を取るようにする方向ですが、現状は一部例外を除き
停止することとしています。
(以前、EA毎に設定変更したりと煩雑なことをしていたので、設定ミス
を誘発するということなどがあり、今の方法に変更しました)
停止前にポジションを持っている場合、裁量でSLやTPを設定しますが、
場合によりEAに任せるということもあるので、このへんの運用方法を
もっと明確にする予定です。
さて、前置きが(いつものように)長くなりましたが、本題です。
EAの稼動を停止する予定だったのに、
「それを忘れて外出してしまった。」
という場合への対処方法の一案を紹介します。
この方法とは、モバイル環境からVPSへ接続するということなのですが、
タブレットなどモバイル環境を盗難/紛失というようなことがあると、
セキュリティ上の大問題なので、そちらへの対策も必須となります。
モバイル(タブレット)環境からVPSへ接続する方法
今回は、タブレットからVPSへ接続する方法を紹介します。
タブレットのOSはAndroidです。
OSがi-OSだろうと、今回紹介するのと同様のアプリを使えば良いだけの話です。
また、Windows系のタブレットなら、単純に自宅PCで使用しているのと同じことを
するだけですね。
今回は、OSがAndroidですので、Google Playからアプリを入手します。
類似のアプリが多数あるので、評価などを参照して見て下さい。
自分は、「Microsoft Remote Desktop」を使用しました。
Microsftということで、逆に心配な面が無くもないですが(笑)、ユーザー数が
多いだろうから、何かあった時の情報も多いかな、と。
Google Playからのダウンロードは、「Microsoft Remote Desktop」で
検索するとヒットすると思います。
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・・
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はい、インストールが終わったとして(笑)。
デスクトップ画面に、以下のようなアイコンが表示されていると思います。
アプリを起動しましょう。
すると、以下のような画面が表示されます。
以下の例では、4つのVPSについての設定が完了している状態です。
それぞれ、タップすればVPSへ接続する状態です。
設定を追加するには、赤丸で囲った画面右上にある「+」印を
タップします。
すると、以下のような画面が表示されます。
青丸印2つについて、説明します。
上側の「Connection name」は、自分でどのVPSかを判別するための任意の名称を入力します。
下側の「PC name」は、VPSのIPアドレスを入力します。
次に、下側の赤丸印は「User name」を入力します。
自宅PCでのリモートデスクトップ接続する場合に入力している内容と同じです。
最後に緑丸印はパスワードです。
これも、自宅PCでのリモートデスクトップ接続する場合に入力している内容と同じです。
入力が一通り終わったら、画面右上にある「DONE」をタップします。
画面がアプリ起動後の状態になるので、設定した名称をタップすると、
VPSへ接続されると思います。
万が一、接続出来ない場合は、先ほどの画面のペンマークをタップして、
設定内容を確認してみて下さい。
VPSとの接続を切断する場合は、下図のように画面下の赤丸印の部分を
計2回タップします。
最後に書くのもなんですが、「@IT」というサイトの記事を参照して
上記内容を理解しました。
最初にも書きましたが、モバイル環境でVPSに接続できるようにしておく
ということは、盗難や紛失への対策をすることの重要性が高まると考えます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回の記事が参考になれば幸いです。
またのご訪問を心よりお待ちしております。