昨日の記事で紹介したe@tb_EURUSDですが、
詳しく検証してリアル口座
での稼働もしたい!!
ということで、導入決定です!!
5つの独立ロジックにより、刻々と変わる相場への
対応力を期待しています。
それにより、長期的に安定した利益を、より抑えられたドローダウン
と共に実現してくれることを期待しています。
e@tb_EURUSDの概要やバックテスト、フォワードの結果
については、昨日の記事を参照いただけると嬉しいです。
簡単に言うならば、
5つの独立したロジックにより、年平均27900pipsの利益を稼ぎ出す
というEAです。
ということで、詳細に見ていきましょう。
目次
e@tb_EURUSDのEA設定項目
e@tb_EURUSDのEA設定項目が、実際にどのようなものなのか
気になっていました。
ということで、早速確認してみましょう。
EA設定項目としては、シンプルなものになっています。
後述しますが、個人的には、
ロジック毎のLOT設定
ロジック毎のSL、TP設定
ができると尚良いという印象を現時点では
持っています。
やはり、ロジック毎に収益性の特徴があるのと思うので、
せっかく5つのロジックがあるのだから、それぞれの
特徴に合わせた設定としたいな、と。
そこまで細かく調整するつもりが無い、という場合は、
統一した設定にすれば良い話なので。
上図の設定内容が5個ならぶと、設定項目としては
多くなってしまいますが・・・。
e@tb_EURUSDのバックテスト
fx-on販売ページにバックテスト結果は掲載されていますが、
やはり自分が稼働させる口座でのテスト結果も重要です。
ということで、国内口座の外為ファイネストでバックテストしました。
(いつからか、OANDAの使いにくさが目立つようになってきたので、
EA稼働用としては撤退済みです。なので、国内口座でのEA稼働は、
外為ファイネストとFXTFとなっています)
外為ファイネストは、スプレッドが狭いというのが魅力的で、
ネガティブな事としてGMT+9で日足が6本ということくらいしか無いので、
重宝しています。
口座保有者に対しても、地味ながらも嬉しいキャンペーンがあったりするので、
気に入って活用しています。
で、肝心なe@tb_EURUSDのバックテスト結果はこのようになっています。
バックテスト期間が2016年6月以降ということで、
1年にも満たない期間ですので、ご了承下さい。
詳細に見るために、この結果をmyfxbookにアップロードして
解析しました。
では、時間毎で見るとどうでしょうか。
こちらも、顕著な傾向な無さそうです。
意外と、ポジション保有時間が短くてもSLにかかっているのだな・・・
という印象を持ちました。
もう少し明確に保有時間と損益の傾向が分かれると想定していた
のですが、そうでも無いように見えました。
myfxbook解析の最後に、月毎の結果を見てみましょう。
まずは20016年です。
月毎に区切った場合、利益にならなくても損失としては小さく、
何ヶ月も損失が続く・・・ということが無いという点で、
運用者のメンタルに優しいEAですね。
特にスイング系は、相場との相性が良くない時期が数ヶ月続く
ということも珍しく無いですからね。
もっとも、そのような場合、リアル稼働においては、
一時的に運用を中断します。
これは、あくまでも月単位での話で、運用と中断を頻繁に繰り返す
ということは決してしません。
今で言えば、SCH君とGSP君は数ヶ月ほどお休みしていました。
本日、再び利益を獲得するために働いてもらうことにしました。
そういった対応を、することで、より安定したトレード結果を
求めていきます。
e@tb_EURUSDのトレイリングストップ
『独自なトレイリングストップ』と謳われているので、
興味津々でバックテスト後にチャートを観察してみました。
「結果」タブ含めて。
正直なところ、通常のトレールと異なる部分がわかりませんでした・・・。
ある一定の利幅が乗った後、その利幅とは異なる幅でトレールとか
ですかねぇ。
e@tb_EURUSDのEA設定検討
EA設定と言っても、e@tb_EURUSDの場合は、SLやTPくらいです。
GMTは重要な設定ですが、どのロジックがどのように参照しているのか、
気になるところです。
(特定のトレード時間にエントリーを制限するとか、特定の時間は
エントリーしない、ある時間で決済、など多種多様な対応方法があります)
そして、ありがたいことに、開発者である幸楽多さんが販売ページに
SLやTPを振ったバックテスト結果を掲載してくれています。
せっかくなので、それらを表にしてみましょう。
利益額と最大ドローダウンにだけ注目してみました。
各セルの上段が利益、下段が最大ドローダウンです。
TP | ||||
---|---|---|---|---|
300 | 500 | 1000 | ||
SL | 25 | 155,837
18,773 |
158,383
18,773 |
170,920
18,149 |
50 | 220,768
18,733 |
239,598
18,272 |
233,948
18,334 |
|
100 | 311,889
16,805 |
335,227
15,138 |
331,518
15,178 |
こうしてみると、TPを1,000という大きな数値にしても、
最大ドローダウンが大きくなるということが無いようです。
(実際にバックテストしてトレード単体での最大損失を
見てみたいですね)
SLにしても、上表の中では大きい方が利益や最大ドローダウンに
ついては良い傾向にあるようです。
ならば・・・
「SLもTPもデフォルトより大きくしてみようっ!!」
と言いたくなるところですが、やはり相場はこの先どのように
なるかわかりませんし、TPはともかくとして、SLは大きく
しない方が賢明だと考えられます。
勿論、考え方次第です。
デフォルトで、SLは100なのでそのままとして、変える場合は
TPを変更しても良いかもしれないですね。
そして・・・。
やはりロジック毎にロットやSL、TPを設定できるようにすることで、
運用の自由度を高めたいな、と個人的には考えます。
他のEAで言えば、ForexSolidというEAが、スキャルとスイングの
ロジックを一つのEAで実装していましたが、スキャルとスイングで
ロット、SL、TPを設定することが可能でした。
もちろん、設定可能であれば良いというわけでも無いですし、
設定可能であることでトレード結果に良い結果をもたらす
とは限らないわけですが。
e@tb_EURUSDはどんなユーザーに向いているのか
e@tb_EURUSDがどんなユーザー(EA運用者)に向いているのかを
挙げてみました。
- 安定した利益、抑えられた最大ドローダウンを望む
- EURUSDを対象とするEAも運用対象とする
(ポートフォリオ的に、EURUSD以外で、ということは無い) - なるべく長期間の実運用を見込めるEAを探している
(短期なり特定の状況でガッツリ!!というのでは無く)
通貨ペアで言うと、スプレッドなどから良い条件でトレードできる通貨ペアが
限られるので、どうしても通貨ペアが絞られます。
個人的に、国内口座で運用しているEAは、ブログ右サイドに紹介している
ものになります。
ということで、
EURUSD
USDJPY
EURJPY
GBPJPY
が対象通貨ペアとなりますが、中でもEURUSDは多いですね、やはり。
今後の運用
リアル口座での稼働開始を焦っても仕方ないので、一先ずデモ口座での
運用を開始しました。
リアル口座での運用に移行した後の対応は未定ですが、
デモ口座でのフォワードを紹介します。
「カスタム解析」-「マジック」にてe@ta_EURUSDを選択して
確認してみて下さい。
稼働開始したばかりなので、あまり参考にはならないかもしれませんが・・・。
3月以降、相場との相性が良くない傾向があるようなので、それが落ち着いたら
外為ファイネストにてリアル稼働を開始する予定です。
5月には稼働開始できていると良いな、と考えています。
その時までに、e@tb_EURUSDへ割り当てる資金額、最大LOTサイズを
確定しておきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問を心よりお待ちしております。