FX(裁量トレード、自動売買)に
加え、株もトレード対象に加え、
より安定して利益を積み上げる
ことを目指します。
もちろん、「トレードにかける時間は短く!!」
を身上とするのは不変です。
トレステでのトレードが軌道に乗るまでは、
時間を要することになりますが。
トレードステーション口座を開設し、
無事にインストールできたら、あとは
実際にトレステを使って覚えることになります。
個人的に、自動売買と裁量の両方を手がける予定なので、
どちらの操作も基本的なところは習熟しておく
予定です。
仮に自動売買だけ、という場合でも手動でポジションを
決済する必要が生じる可能性もあるので、裁量用の
簡単な操作方法を覚えておく必要があります。
当ブログでも
「【初心者向け】トレステ勉強会に参加して来ました」
で紹介したように、やはろ一般的な操作方法、
裁量向けと思われる部分でも、効率的な操作方法なり
使い方というのがあったりします。
裁量トレードだけ、という場合については、自動売買に関する
部分は関係ない・・・と思いがちですが、
テクニカルインジケーターを主に使用する
(システム)トレードの場合には、自分が採用する
ロジックの一部もしくは全部をインジケーターに
してしまえば、バックテストができるので、
ロジックの有用性を評価できます。
ということで、いきなり全てを覚える必要は
無いのですが、一定範囲について、一通り覚えていきたい
ところですね。
ということで、今回は、
ストラテジーのバックテスト方法について紹介します。
自動売買(トレステではプログラムトレードと
言うようです)をする場合には必須で重要度も高いです。
が、裁量でも、インジケーターを使用するのであれば、その
インジケーターをトレステにおけるストラテジーに置き換え、
バックテスト結果を表示させることで、より良いトレードを
探求することもできます。
ストラテジーのバックテスト方法
トレステには、標準でいくつものストラテジーが搭載されています。
ざくっと数えると100種類ほどですが、買いと売りで分かれているので、
ストラテジーの種類として考えると50種程度と考えた方が
良さそうです。
(使いたいものが無かったり変更したいという場合いは、
購入するなり、配布されているものを使ったり、
自作(←変更含め)するなどすればよいのです)
今回は、標準で搭載されている
・ボリンジャーバンドによる買いエントリー
・ボリンジャーバンドによる売りエントリー
を例に操作方法について紹介します。
まず、トレステをインストール後、トレステを起動した
直後の画面です。
「クイックスタート」画面が表示されていると思います。
どれを選んでもよいのですが、ここでは「分析」を選択します。
チャートが表示されていれば、どんなものでも良いです。
チャートが複数表示されていますが、そのうちのどれかをクリックします。
ここではイチバン大きいチャートを選択します。
チャート上部をダブルクリックして、大きく表示します。
個人的に、背景色は白が好みなので、そのように設定します。
ローソクなどが表示されていない場所で左ダブルクリックします。
ここで、「背景」を好みの設定にします。
銘柄の選択ですが、「チャート画面上」のローソク足などが無い部分で
「右クリック」して、「銘柄コードの設定」にて設定をします。
ここでは、東証一部のトヨタ自動車に設定します。
設定は、「銘柄コード」に「7203-TS」と入力します。
※「範囲」にて、上図では30日前からのチャートを表示させる
設定となっています。
バックテスト期間をもっと長くするためには、この数字を
大きくするなり、「本数」や「開始日」で任意の設定に
する必要があります。
ちなみに、ここでチャートの時間足なども設定できます。
ここでは、60分足(1時間足)に設定します。
次に、画面上部にあるメニュー一覧にある「挿入」
を左クリックし、表示されたメニューから
「ストラテジー」を選択します。
ここでは、例として
・ボリンジャーバンドによる買いエントリー
・ボリンジャーバンドによる売りエントリー
2つを選択します。
選択は、通常のPCでの操作と同様、「Shift」や
「Ctrl」キーが複数選択で使えます。
選択したら、「OK」をクリックします。
次に、ストラテジーの設定をします。
設定するストラテジーを選択したら、設定画面の右側にある
「設定」をクリックします。
また、最適化をする場合にも、ここで設定を行います。
最適化については、別の記事で紹介します。
上図のように、「入力」、「新規」、「決済」、「計算」という
設定画面があります。
ここでは、デフォルト設定のまま「OK」を左クリックします。
次に設定画面の右側にある「すべてのプロパティ」
を「右クリック」します。
ここでは、全てのストラテジーに共通する設定を行います。
取引数量(ストラテジーによる指定が無い場合)や
「バックテスト」、「プログラムトレード」における
設定画面もあります。
ここも、今回はデフォルトのままとし、「OK」を左クリックします。
「分析テクニックとストラテジーを設定」画面でも「OK」を
左クリックします。
すると、ストラテジーによるテスト結果がチャート上へ即座に
表示されます。
ここで、テクニカルインジケーターの表示設定を変更してみましょう。
ボリンジャーバンドを例に話を進めます。
まず、ボリンジャーバンドのライン上で右クリックします。
「ボリンジャーバンドを設定」を左クリックします。
「インジケーターの設定:ボリンジャーバンド」画面の
上部に設定画面切り替えタブがあります。
「入力」では、ボリンジャーバンドの変数設定を行います。
「カラー」では、表示するラインの色を設定します。
アッパーバンド、ロワーバンド、ミドルラインを
個別に設定することが可能です。
ここでは、アッパー、ロワー共に青、ミドルを黒に設定します。
次に、不要なテクニカルインジケーターを消去します。
不要なテクニカルインジケーターのライン(例では黄緑色のライン上)で
右クリックして、メニューの中から
「移動平均線(2本)を削除」で右クリックします。
では、バックテスト結果を表示させましょう。
トレステ画面上部にあるメニュー一覧から
「表示」ー「ストラテジーパフォーマンスレポート」
を選択(左クリック)します。
すると、「ストラテジーパフォーマンスレポート画面」が
表示されます。
各項目の意味、内容などについては、また別の機会に紹介します。
(情報の整理中です・・・)
ただし、項目名の上で左クリックすると、説明画面が立ち上がるので、
それを見ると参考になると思います。
(翻訳のせいか、少々分かりにくいですが・・・)
ストラテジーパフォーマンスレポート画面の下に
「パフォーマンスサマリー」、「取引分析」・・・「設定」と
多数の画面があるので、それぞれどんなことが出力されているのか
確認しておくと良いですね。
バックテスト時の細かな設定やパフォーマンスレポートについては、
機会をあらためて詳しく紹介したいと考えています。
ここは、稼働させるストラテジーを選択したり、
ストラテジーを自作で開発する場合には「要」と
なる部分なので、とても重要です。
今回は、「任意のストラテジーを選んで実行する」までを紹介しました。
ここまで来ると、色々なストラテジーを試してみたくなりますね。
口座開設キャンペーンのストラテジーを使えるのが楽しみです。
ブレイクアウトストラテジーということで、汎用性がありつつ
有効なストラテジーなのでは・・・という期待で選びました。
どの程度の項目が任意設定可能になっているかがポイントですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問を心よりお待ちしております。