コツコツ稼ぐのか?コツコツAUDJPYを検証

本日11月10日発売のEAに「コツコツAUDJPY」というものがあります。
自分にはあまり馴染みが無かったのですが、fx-onでは「コツコツEURJPY」
というEAが人気のようです。
どちらも、EA作者は「ねこねね」さんです。
一時期、販売が中断されていたとのことですが、また再開されているようです。

「コツコツEURJPY」は、
「ユーロ円相場のある癖を狙って毎日コツコツと利益を稼ぐ」
というEAとのことです。
所謂ナンピン・マーチンゲールで、含み損を抱えることがありつつも、
収益曲線としては右肩上がりになるものです。
ただし、これには前提があります。
そう、皆さんお分かりと思いますが、資金管理ですね。
それと、含み損に負けないメンタルです。

マーチンなので、海外口座でレバレッジを効かせていても、
ポジションのサイズが大きくなれば、含み損を抱えた時に必要となる
資金が大きくなります。
ポジションを持つための証拠金がそれほど大きくなくても、
含み損に耐えるための資金が大きくなるということですね。

こういう、ナンピン・マーチンゲールと言われるものが人気がある
ということなので、運用されている方は、資金管理をガッチリ行い、
仮に含み損を抱えても耐えられるメンタルを備えておられるのだと
思います。
ユーロ円の長年の癖を狙いコツコツ稼ぐEA
コツコツEURJPY
コツコツEURJPY  | fx-on.com

自分は、含み損を抱えたままでいるという状態になるのはシンドイので、
一般的に言われるナンピン・マーチンゲールには手を出さない方向です。

と言いながら、「P3SMMでRSI期間差に着目!ecn方式対応版」
運用していたりします(笑)
これも、販売ページでの取引スタイル欄には、
[スイングトレード][マーチンゲール][ナンピン]
と書かれています。

そう、これを見るとちょっと身構えるのですが(笑)
落ち着いて検証してみると、自分にとっては運用してみようと思える
EAだったりします。
で、実際に運用しています。

なぜ、運用してみようと思えるかと言うと、自分で設定できる範囲が広い
からです。
このEAは、あまり一般的な区分で分類するのでは無く、このEAは
どんなポジションの取り方をしているのか、という理解をしないといけない
と思います。

それと、エントリー精度が悪くないので、自分の設定では、今のところですが
複数ポジを持つ事無く、気づくとプラスで決済されています。
「基本取引は大きな流れを読んでトレンドフォローのポジションをとる」
ということで、その効用ということですね。

販売価格が他と較べて抑えてくれているというのも嬉しいポイントです。
(それにしても、ブログ右サイドに稼働しているEA一覧を示していますが、
動物さんが多いですね~、さながらEA動物園(笑)です)
800ドルからの投資で損失額を限定!
P3SMMでRSI期間差に着目!ecn方式対応版
P3SMMでRSI期間差に着目!ecn方式対応版 | fx-on.com

話は戻って、「コツコツAUDJPY」へ。
「豪ドル円の長年の癖を狙いコツコツロングエントリーだけで
swap金利も狙って稼ぐEA」
とのことですが、バックテストを
サラッと見る範囲では、あまりポジション保有期間が長くないようです。
そして、最初のポジションを持った後に下落した場合、次のポジションと
合わせて利益になるあたりで決済されているように見えます。

これ、自分にとってはとっても好みのトレードです。
逆に、最初のポジションが利益になった時にポジションを積み増し、
その決済の仕方も利益を確保するというピラミッディングになっていると
嬉しいのですが・・・。
(そういうポジションの取り方が工夫されているEAが大好きです)

気になる点としては、バックテストでドローダウンが小さくない点です。
このEAは、ロングのみを持つEAですので、単純に考えれば
下落トレンドは嬉しくないかな、と。
どの時間足でそれを判断するかというのはありますが、バックテストで
ドローダウンするタイミングは、日足や週足で見ると明らかに方向は下
という判断ができます。

ということで、もっと詳細に検討する必要があるという認識ですが、
下落トレンドではEAの稼働を停止し、上昇トレンドになったら、
再度EAの稼働を開始する、というような運用方法であれば、
常時EAを稼働させているよりは高収益となるかもしれません。

豪ドル円の長年の癖を狙いコツコツロングエントリーだけでswap金利も狙って稼ぐEA
コツコツAUDJPY
コツコツAUDJPY | fx-on.com

というわけで、EAを運用する方向で検討中です。
もうすぐ販売開始時刻ですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(長文にお付き合いいただき、ありがとうございます!!)
またのご訪問を心よりお待ちしております。