複数の通貨ペアに対応するEAが好みです。
もちろん、一つの通貨ペアで安定して利益を積み上げられればそれに
越したことはありません。
が、どうしても収益曲線が平坦になる時期があるとか、小さくない
ドローダウンを喫することがる、ということを覚悟しなくてはいけません。
ということがあって、複数のEAを稼動させています。
口座全体として
なるべく右肩上がりの口座残高になるように、あるEAが調子よくなくても
別のEAが好調である、という状態を目指します。
逆に、稼動するEAを絞って、そのEAの特徴を徹底的に把握し、相場状況
を的確に読んだうえでどのように稼動させるかをきちんと判断して
行動できれば、それもまた良し、です。
自分は、
・少なくないEAを稼動し、その設定も工夫する
・自分で作成したEAについては、購入したEAよりもさらに踏み込んで
設定なり稼動に手を加える(裁量の補助という使い方も含め)
という方向で考えています。
理想は、各EA自身が自動的に相場状況への対応をしてくれると
良いのですが(笑)。
相場状況への対応という点では、
「自動最適化クロスエントリーシステム」
がその方向に沿ったものだと認識しています。
また、EAの状態を監視してくれるツールがあって、例えば設定した
勝率なりドローダウンを喫したら教えてくれるというようなものが
あると嬉しいですねぇ。
さらに、指標やイベント対応として、単純に止めるのでは無く、
LOTを調整するとか、ポジション方向を制限する設定を
一つのツールからやってくれると嬉しいです。
はい、いつものように話が其れていますが(笑)本題に移りましょう。
MB-TradingSystemの概要
本EA最大の特徴は、多通貨ペアへの対応です。
後ほど紹介する5つの通貨ペアに対応しています。
基本ロジックはブレイクアウトで、いくつものテクニカルを参照して
BUYSTOP、SELLSTOPを置きます。
そして、設定ファイルが各通貨ペア毎に準備されていることも
特徴だと思います。
各通貨ペア毎に変更する項目としては、SL,TPの2つで、
それぞれについて販売ページに記載されていますが、ファイルとして
用意されているのが嬉しいですね。
これを更に進めて、海外のEAでもあるような、販売元が推奨する設定値に
自動設定するということも選択できるシステムになると嬉しいです。
もちろん、そうすることに意味があるEAであれば、ですが。
設定を相場状況に応じて変更する必要が無いなら、そんなシステムは
不要ですからね。
ロジック概要
・ブレイクアウト戦略を基本とする。
・以下のテクニカル分析を実施
一定期間の高値安値
価格と移動平均線の位置関係
長期及び短期移動平均線の状態
ウィリアムズ%R(WPR)
ATR
RSI
・SELLSTOP、BUYSTOPを置く
「数種のエグジットロジックと独自トレイリングストップ機能を搭載」と
紹介されているので、上記のテクニカルを使用し、いくつかある判断基準によって
トレーリング含めた決済を行うようです。
使用時間足
H1
対象通貨ペア
ドルストレート5通貨ペアに対応しています。
・AUDUSD
・NZDUSD
・GBPUSD
・EURUSD
・USDJPY
短期間でのバックテスト結果にて、稼動してみようと判断できるのは
GBPUSD、EURUSD、USDJPYの3通貨ペアでした。
fx-onでは5通貨ペア総合でのバックテスト結果のみ掲載されているのですが、
短期間ですが通貨毎にテスト結果を示します。
上記収益曲線にて、横ばいとなっているのは、年始から3月までの期間で、
4月以降は概ね右肩上がりとなっていますね。
他の年でもテスト結果から明確に好調な時期とそうで無い時期が明確にわかれて
いるのであれば、フォワード結果を参考にして稼働する/しないやロットサイズの
設定を調整することで、より収益を大きく、よりドローダウンを小さく・・・
というのを追うことができますね。
「EAつくーる」などのツールを使ってEAを作成しているのですが、そのロジック
では、トレンドの有無に左右されます。
非常に解かりやすい性格!!、みたいな。
そうであれば、その相性が良い時期に稼働させるという対応をしやすいので、
相場状況判断をキッチリと行えれば、良い結果を導くことができる可能性が
高まる、と考えられます。
そして、その相場が来てくれることを待つ、と(笑)。
他の通貨ペア毎のバックテスト結果は、準備できたら追加で掲載する
予定です。
SL、TP設定
fx-onでのEA紹介ページには、各通貨ペアの設定が以下のように
紹介されています。
そして、設定ファイルが各通貨毎に用意されています。
任意の設定値にすることも可能です。
・AUDUSD
ロングポジション SL = 15 TP=170
ショートポジション SL = 30 TP=65
・EURUSD
ロングポジション SL = 5 TP= 65
ショートポジション SL = 35 TP= 100
・GBPUSD
ロングポジション SL = 65 TP= 40
ショートポジション SL = 30 TP= 50
・NZDUSD
ロングポジション SL = 65 TP= 200
ショートポジション SL = 35 TP= 45
・USDJPY
ロングポジション SL = 100 TP=130
ショートポジション SL = 50 TP=200
EA開発者さんのWEB
本EAの開発者さんが運営するサイトはコチラです。
AffectionFX
fx-onでもフォワードテスト結果を確認することができますが、
上記WEBではmyfxbookで公開されています。
myfxbookであれば、通貨毎のフォワード結果を確認できるので、
運用する通貨ペアの検討時に参考となります。
開発者さんはリアル口座ですよ!!
そして、5通貨ペア全て稼働しています。
本EA開発者Affectionさんは、くろねこがお好きのようです。
リアル口座での運用
アルパリUK破綻によりアルパリジャパン口座での運用ができなくなった
ことにより、色々と対応をしている最中です。
EAをどの口座で稼働させるのか、というのが口座残高だけでなく
使用するVPSの配分にもかかわるので、意外と単純には行きません。
運用するEAの整理を予定していましたが、これを機会にということで
実施しています。
本EAの稼働についても、3通貨ペアで検討しており、直近の結果から
USDJPYとEURUSDを稼働させたいところですが、上記状況により
USDJPYのみで稼働開始しています。
年間平均3500pipsの安定収益! 複数の通貨ペアでトレードする高性能EA!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご訪問を心よりお待ちしております。